こんにちは、ハクです。
Goodnotesは、研修資料や勉強ノートをまとめて、「書き込む・探す・見返す」をしやすくするアプリです。 看護師の勉強では、資料をため込むだけでなく、必要なときに取り出せる形に整理することが大切です。
「研修のプリントが増えて、どこにしまったか分からない」「参考書を何冊も持ち歩くのが大変」と感じている方には、iPadとGoodnotesを使った勉強が選択肢になります。
僕も使い始めてから、持ち歩く資料を減らし、必要な情報を探しやすくなりました。資料に手書きでメモを加えられるので、紙のノートに近い感覚で使える点も気に入っています。
この記事では、Goodnotesの始め方から、看護師の勉強に役立つ使い方、導入前に知っておきたい注意点まで紹介します。
- 看護師の勉強にGoodnotesを使うメリット
- 始め方と、資料整理・復習に役立つ使い方
- 機器選びやデータ管理で気をつけたいこと

最初から、すべての資料をデジタル化する必要はありません。まずは研修資料を一つ取り込んで、書き込みながら使ってみましょう。
結論:iPad1台で「資料の山」から解放される
Goodnotesの魅力は、勉強に使う資料と自分のメモを、まとめて持ち歩けることです。
紙の資料が別々のファイルに入っていると、見返すたびに探す手間がかかります。デジタルで整理すれば、関連する資料やメモを同じ場所にまとめられます。
例えば、次のような使い方ができます。
- PDFの研修資料に、講師の説明を書き込む
- 手書きメモをキーワードで検索する
- 同期したiPhoneで、勉強した内容を見返す
- 関連する資料と自分のまとめを、一つのノートに整理する
目指したいのは、資料を大量に保存することではなく、学んだ内容を必要なときに見返せる状態にすることです。
看護師にとってのGoodnotesの魅力
重たい参考書からの解放
必要な資料をPDFで持ち歩けば、勉強のたびに何冊もの参考書を持ち出す負担を減らせます。
iPadの中に資料をまとめておくと、その日に確認したい内容を選んで開けるためです。
例えば、利用可能なガイドラインのPDFや研修資料を取り込んでおけば、空いた時間に読み返せます。
ただし、電子書籍をすべてGoodnotesへ取り込めるわけではありません。専用アプリで読む書籍もあるため、ファイル形式や利用条件を確認して使い分けましょう。
「情報迷子」を解消できる
Goodnotesの検索機能を使うと、ページを一枚ずつめくらずに、必要な情報を探せます。
手書き文字や入力した文字、検索可能なPDFの本文などが検索対象になるためです。
例えば、「呼吸」「循環」といったキーワードを入れて、関連するメモを探せます。ノート名にも内容が分かる言葉を入れておくと、さらに整理しやすくなります。
なお、取り込んだPDFが画像だけの場合、本文を検索できないことがあります。取り込んだ資料は何でも検索できる、というわけではありません。
スキマ時間を活用できる
端末間の同期を設定しておくと、iPadでまとめた内容をiPhoneでも見返せます。
書き込みは画面の大きいiPad、短い復習はiPhoneというように、場面に合わせて使い分けられるためです。
例えば、自宅では資料にメモを書き込み、外出先の待ち時間には、その日の要点だけを確認できます。
iCloud同期は、同じApple Accountを使うApple製品間で利用する仕組みです。Windowsなども含めて同期したい場合は、Goodnotes Cloudの利用条件や対応プランを確認してください。
研修資料・マニュアルを整理できる
研修資料は、テーマごとにまとめ、自分のメモを加えると見返しやすくなります。
配布された資料だけでは、講師の補足説明や、自分が疑問に感じた点まで残せないためです。
例えば、「呼吸」「循環」「急変対応」といったフォルダに分け、資料名に研修日とテーマを入れておきます。学んだ内容の横に、「あとで調べたいこと」を書き込む使い方もできます。
院内資料は、個人端末への保存やクラウド利用が認められているかを確認してください。患者さんの個人情報を含む資料は、個人の勉強ノートに持ち込まないようにしましょう。
Goodnotesの始め方
①環境を整える
まずは手持ちのiPadで利用できるかを確認し、手書きで使いたい場合は対応するペンを用意しましょう。
Goodnotesを始めるために、必ずしも新しいiPadや最上位モデルを買う必要はありません。読むことが中心なのか、図やメモをたくさん書きたいのかによって、必要な環境は変わります。
Apple Pencilを購入する場合は、iPadとの互換性を確認してください。
例えば、iPad mini(A17 Pro)に対応するのは、Apple Pencil ProとApple Pencil(USB-C)です。Apple Pencil第2世代は使えません。
購入前に、Apple公式の互換性一覧で確認しておくと安心です。
②アプリのインストール
App StoreからGoodnotesをインストールし、まずは無料で使える範囲から試してみましょう。
書き心地や操作感は、実際に使ってみると判断しやすいためです。
最初はノートを一つ作り、文字を書く、消す、資料を取り込むといった基本操作を試してみてください。無料プランにはノート数や読み込めるファイル容量などの制限があるため、必要な機能に合わせて有料プランを検討します。
料金やプランの内容は、購入時にアプリ内の表示で確認してください。
③初期設定
初期設定では、ページの送り方と資料の分け方を決めておくと使い始めやすくなります。
最初から細かな設定をすべて調整するよりも、読む・書くときに迷わない環境を作ることが先だからです。
ページのスクロール方向は、縦・横から選べます。
- 横スクロール:一ページずつ区切って読みたい人向け
- 縦スクロール:前後のページを続けて見たい人向け
どちらも試して、自分が読みやすい方を選びましょう。
フォルダは、まず「研修資料」「分野別の勉強」「復習用」など、少ない数から始めると整理しやすくなります。
iPad本体の選び方や勉強全体の進め方は、【関連記事】看護師がiPadで勉強する方法|Goodnotes・2画面表示・モデル選びを解説で詳しく紹介しています。
現場で使える!看護師向けGoodnotes勉強テクニック
PDF資料を取り込んで直接書き込む
PDFには、読んで分かったことや疑問に思ったことを、自分の言葉で書き込みましょう。
資料の内容と自分の考えを同じページに残すと、あとから学習の続きを始めやすくなるためです。
例えば、研修で強調された部分にマーカーを引き、その横に補足説明を書きます。分からなかった言葉には印を付け、調べた内容をあとから追記してもよいでしょう。
色分けを増やしすぎず、「重要なところ」「あとで調べるところ」程度から始めると続けやすくなります。
なげなわツールで情報を整理する
なげなわツールは、書いたメモをあとから並べ替えたいときに便利です。
選択した手書きの内容を移動したり、コピーして別の場所に貼り付けたりできるため、最初から配置を決めて書く必要がありません。
例えば、研修中は説明を聞きながらメモを取り、あとから「分かったこと」「疑問点」「次に調べること」に分けて整理します。
きれいに書き直すことよりも、あとから読んで理解できる配置に整えることを意識しましょう。
暗記用「デジタル暗記シート」を作る
覚えたい内容はテープツールで隠し、答えを思い出してから確認する形で復習できます。
読むだけでなく、自分がどこまで説明できるかを確かめる使い方ができるためです。
操作は、次の流れです。
- テープツールを選ぶ
- 隠したい言葉や説明の上にテープを引く
- 答えを考えてから、指でテープをタップして確認する
例えば、用語と説明を並べて、説明の部分だけを隠すと、短時間の復習に使えます。
なお、PDFに書き出すとテープは表示されますが、タップして答えを表示する操作はできません。
ブックマークと目次で必要な情報に一発アクセス
何度も見返すページには、ブックマークやアウトラインを付けておきましょう。
ページ数が増えても、よく使う場所へ移動しやすくなるためです。ブックマークはお気に入りのページ、アウトラインは自分で作る目次のように使えます。
例えば、研修資料の中でも繰り返し確認するページをブックマークし、「呼吸の観察」「循環の評価」といった名前でアウトラインを作ります。
すべてのページに印を付けるより、よく見る場所に絞る方が探しやすくなります。
図解・写真を貼って視覚的に理解する
位置関係や流れを整理したい内容は、図と短い説明を組み合わせてまとめましょう。
文章だけでは追いにくい情報も、矢印や配置を使うと関係を整理しやすくなるためです。
例えば、自分で描いた模式図に矢印を加えたり、利用が認められた図に説明を書き込んだりする方法があります。「この図で何を理解したいか」を決めてからまとめると、情報を詰め込みすぎずに済みます。
図や写真を取り込む場合は、利用条件を確認してください。患者さんや診療画面を撮影して、個人の勉強ノートへ保存する使い方は避けましょう。
ノートを共有してグループワークに活用する
共有機能は、勉強会の論点や、メンバーの疑問を一つのノートにまとめたいときに役立ちます。
同じ資料を見ながら意見を持ち寄ると、確認したい内容を整理しやすくなるためです。
例えば、個人情報を含まない学習テーマについて、「調べたこと」「参考にした資料」「次回確認すること」をまとめます。
共有・共同編集で使える機能は、プランや利用環境によって異なります。また、リンクを知っている人がアクセスできる共有方式もあるため、共有範囲を確認して使いましょう。
導入時の注意点
Goodnotesは、資料を増やすことより、見返しやすい状態を保つことが大切です。
使い始める前に、保存する資料の選び方と管理方法を決めておくと、あとから整理に追われにくくなります。
容量を意識する
資料を取り込むときは、iPad本体と、利用しているクラウドの空き容量を確認しましょう。
画像の多いPDFや写真を保存し続けると、必要な容量が増えていくためです。
例えば、同じ資料を何度も取り込んでいないかを確認し、重複したファイルを整理します。大切なノートは、削除する前に別の場所へ書き出して保存しておくと安心です。
ノート名に日付やテーマを入れておくと、新しい版と古い版を区別しやすくなります。
全部を取り込みすぎない
最初は、今勉強している内容や、繰り返し使う資料に絞って取り込みましょう。
資料が増えすぎると、どれを読めばよいか分からなくなり、整理すること自体に時間を使ってしまうためです。
例えば、次に参加する研修の資料や、今週復習したいテーマから始めます。読み終わったら、残しておきたい内容に印を付けたり、要点を一ページにまとめたりすると活用しやすくなります。
取り込む前には、個人端末への保存が認められている資料かどうかも確認してください。
手書きの良さも忘れない
手書きと文字入力は、勉強する内容に合わせて使い分けましょう。
どちらか一方に統一するよりも、情報を整理しやすい方法を選ぶ方が取り組みやすいためです。
例えば、位置関係や流れは手書きの図、長い説明は文字入力、重要な部分への補足は短い手書きメモにします。
ノートをきれいに完成させることだけを目標にせず、あとから見返して、自分の言葉で説明できるかも確認してみてください。
まとめ
Goodnotesは、資料を集めるだけでなく、書き込みや検索、復習までつなげて使うと便利です。
看護師の勉強では、次の使い方から始めてみましょう。
- 研修資料と自分のメモを同じ場所にまとめる
- 検索・ブックマーク・目次で見返しやすくする
- テープツールで答えを隠し、理解できているか確認する
- 保存する資料を絞り、容量や共有範囲を管理する
まずは、研修資料を一つ取り込み、メモを書いて、翌日に見返してみてください。その流れが自分に合っていれば、少しずつ使う資料を増やしていけば十分です。

最初から完璧なノートを作ろうとしなくて大丈夫です。「必要な資料を開ける」「分かったことを書き込める」「あとで見返せる」。まずは、この3つができる使い方を見つけていきましょう。



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