こんにちは、ハクです。
「ICUの勉強をしたいけど、何から手をつければいいかわからない」というのは、ICU・救急領域に関わる看護師なら一度は感じたことがあると思います。
呼吸・循環・神経・輸液・専門デバイスと、ICUで求められる知識は幅広いです。この記事では、ICU看護の本を分野別に整理し、星評価つきのランキング形式で紹介します。
自分の今の習熟度や、特に不安を感じている分野に合わせて、入門書から手に取ってみてください。
分野別おすすめ本ランキング・それぞれの星評価と特徴・学習段階に合わせた選び方

ICUの知識は範囲が広いので、一気に全部を網羅しようとすると挫折しやすいです。星評価を参考にしながら、自分が今いちばん不安に感じている分野から1冊ずつ進めるのがおすすめです。
結論:全体像→生理学→専門分野の順で進めると理解しやすい
ICU看護の本は、大きく3つの段階に分けて選ぶと学習が進めやすくなります。
・全体像を学ぶ:ICU看護全般を網羅した入門〜実践書
・生理学・基礎知識を深める:呼吸生理・血液ガスなど根拠を固める本
・専門的な管理・疾患別:輸液管理・重症患者管理・ECMOなど専門領域
まずICU看護の全体像をつかんでから、自分が弱い分野の生理学を深め、最後に専門的な管理に進むという流れがおすすめです。
①ICU看護の全般を学ぶ
1位:クリティカルケア看護入門 改訂第2版
★★★★★(5.0)
語り口調で読みやすく、呼吸・循環・神経の生理学を理解しながら、ICU看護の全体像を把握するのに最適な1冊です。ICU配属になったばかりの人が最初に読む本として、まず手に取ってほしい1冊です。
おすすめ度:ICU配属1年目に最もおすすめ
2位:ICU3年目ナースのノート
★★★★★(5.0)
図や表が多く、実際にICUで働く看護師の視点で必要な知識を網羅的に学べます。現場のリアルな視点から書かれているため、教科書的な内容よりも実践に近い感覚で読み進められます。
おすすめ度:現場目線ですぐ使える知識を得たい人向け
3位:ICUナースポケットブック
★★★★☆(4.5)
ICU全般の知識を網羅しており、クリティカル領域の看護ケアと主な疾患について学べます。ポケットサイズで持ち歩きやすく、現場でサッと確認したいときに役立ちます。
おすすめ度:携帯性重視・現場で頻繁に参照したい人向け
②生理学・基礎知識を深める
1位:竜馬先生の血液ガス白熱講義150分
★★★★★(5.0)
血液ガスの結果を自分自身で解釈・判断できるようになるための講義録です。血液ガスは数値だけ見ても意味がわかりにくいですが、この本は「なぜその数値になるのか」という考え方の道筋を解説してくれます。
おすすめ度:血液ガスの解釈に自信をつけたい人に最優先
2位:人工呼吸に活かす!呼吸生理がわかる、好きになる
★★★★★(5.0)
換気量や酸素化など、呼吸生理学から順を追って理解できる1冊です。生理学の知識を臨床現場のアセスメントに直結させることを目的にしているため、「学んだことがすぐ使える」という実感を得やすいです。
おすすめ度:人工呼吸管理に関わる機会がある人向け
③専門的な管理・疾患別
1位:重症患者管理マニュアル
★★★★★(5.0)
辞書のように使えるタイプの本です。ICU勤務の看護師や医師にとって、調べたいときにすぐ参照できる頼りになる1冊です。1冊持っておくと長く使える、コストパフォーマンスの高さも魅力です。
おすすめ度:1冊だけ選ぶならまずこれ
2位:明日のアクションが変わるICU輸液力の法則
★★★★★(5.0)
初期研修医や、一人当直に不安がある専攻医をターゲットにした本ですが、輸液管理の論理的な思考プロセスを学べるため、看護師がアセスメントの根拠を理解する上でも役立ちます。
おすすめ度:輸液管理の「なぜ」を理解したい人向け
3位:「かんテキ」シリーズ(循環器・脳神経)
★★★★☆(4.5)
循環器や脳神経といった、ICUで特に重要となる専門分野の「病気の教科書」として活用できます。疾患別に深く学びたいときに頼りになるシリーズです。
おすすめ度:循環器・脳神経を重点的に学びたい人向け
4位:ECMO・PCPS関連書籍
★★★★☆(4.0)
『こういうことだったのか!! ECMO・PCPS』や『やさしくわかるECMOの基本』などが代表的です。専門的なデバイスであるECMO・PCPSの仕組みを理解するのに役立ちます。ECMO管理に関わる機会がある人は、早めに手に取っておくと安心です。
おすすめ度:ECMO管理に関わる・関わる予定がある人向け
レベル別おすすめの選び方
ICUに配属されたばかりの人
★★★★★の「クリティカルケア看護入門」から始めるのがおすすめです。語り口調で読みやすく、挫折しにくい構成になっています。
呼吸・循環のアセスメントに自信をつけたい人
「竜馬先生の血液ガス白熱講義150分」と「人工呼吸に活かす!呼吸生理がわかる、好きになる」の2冊が最優先です。どちらも★5評価で、アセスメントの根拠が深く理解できます。
輸液管理やECMOなど専門領域に関わる人
該当する専門書から手に取ってください。配属された部署で実際に関わる機会がある分野を優先すると、知識がすぐ実践に結びつきます。
ICUナースに必要なスキルについては別記事でもまとめています。

救急看護全般のおすすめ本については別記事も参考にしてみてください。

まとめ
・ICU看護の本は全体像→生理学→専門分野の順で進めると理解しやすい
・全体像はクリティカルケア看護入門が★5でおすすめ1位
・生理学は血液ガス白熱講義・呼吸生理の2冊が共に★5評価
・専門分野は重症患者管理マニュアルが★5で1冊持っておく価値が高い
ICUで求められる知識は範囲が広いですが、段階を踏んで学んでいけば確実に力になります。今の自分に合った1冊から、ぜひ手に取ってみてください。

ICUの勉強は範囲が広い分、1冊読み切るたびに自信がついていく感覚があります。星評価を参考にしながら、気になった本から手に取ってみてください。



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