こんにちは、ハクです。
「看護師1年目だけど、もう辞めたい。でも、1年も続かないなんて甘えなのかな」
そう悩んで検索された新人ナースさんへ。先に、はっきり言わせてください。1年目で辞めたいと思うのは、甘えではありません。
僕も1年目はボロボロでした。できない自分が情けなくて、同期と比べて落ち込んで、家で泣いた日もあります。看護師の1年目は、それくらいしんどいものです。
この記事では、1年目で辞めたいと感じるのが甘えではない理由、辞める前に確認してほしいこと、そして1年目でも選べる道についてお伝えします。今のあなたが少しでもラクになれるよう、正直に書きました。
・看護師1年目で辞めたいのが甘えではない理由
・辞める前に確認してほしいこと
・1年目でも選べる転職先・進む道
・心と体が限界のときの守り方

新人時代に「もう無理かも」と思っていた頃の自分にも、今日は話しかけるつもりで書きます。
結論:1年目で辞めたい気持ちは正常。無理に耐え続けなくていい
最初に結論をお伝えします。看護師1年目で「辞めたい」と感じるのは、ごく自然なことです。
理想と現実のギャップ、覚えることの多さ、責任の重さ、人間関係。これらが一気に押し寄せるのが1年目です。耐えられなくて当然の環境に、あなたは身を置いています。
「石の上にも三年」とよく言われますが、心や体を壊してまで耐える必要はありません。1年目で動く人はたくさんいますし、それで人生が終わるわけでもありません。大事なのは、あなたが壊れないことです。
看護師1年目で「辞めたい」と感じる理由
1年目のつらさには、はっきりした理由があります。
理想と現実のギャップ
学生時代に思い描いた看護と、現場の忙しさはまったく違います。「こんなはずじゃなかった」と感じるのは、多くの新人が通る道です。
覚えることが多すぎる
業務、疾患、薬剤、機器の使い方。毎日が新しいことの連続で、頭がパンクしそうになります。
できない自分への落ち込み
先輩は当たり前にできることが、自分にはできない。同期と比べて落ち込む。この自己肯定感の低下が、1年目を特につらくさせます。
プリセプターや先輩との関係
指導が厳しかったり、相性が合わなかったりすると、職場に行くこと自体が苦痛になります。
夜勤・不規則勤務による疲労
慣れない夜勤が体に響きます。生活リズムが崩れ、休んでも疲れが取れない状態が続きます。
これだけのことが同時にのしかかるのですから、辞めたくなって当然です。あなたが弱いわけではありません。
僕が見てきた、1年目のリアル
ここまでは一般的な理由ですが、実際に僕が見てきた新人たちの姿も書いておきます。
特にICUに配属された後輩は、本当に大変そうでした。点滴の数が多く、ケアの優先順位を瞬時に決めなければならず、イレギュラーなことが起きると対処しきれない。重症患者の病態整理や解剖の理解にもついていけず、毎日必死でした。
そういう張りつめた環境だからこそ、先輩の指導も厳しくなりがちです。「自分は何もできない」という虚無感にのみ込まれて、だんだん病院に来られなくなってしまった後輩も、一人や二人ではありませんでした。
これは、その人が弱いからではありません。1年目に求められるものが大きすぎるのです。だから、もし今あなたが同じ状態なら、自分を責めないでください。
辞める前に確認してほしい3つのこと
とはいえ、勢いだけで辞めると後悔することもあります。次の3つだけ、確認してみてください。
1. いちばんつらいのは何か
仕事内容なのか、人間関係なのか、夜勤なのか。原因がはっきりすると、「辞める」以外の解決策が見える場合もあります。「辞めたい」と思ったとき最初にやることは、別記事でまとめています。
2. 部署や職場を変えれば解決しないか
看護師そのものが嫌なのか、今の職場が合わないだけなのか。後者なら、転職や異動で大きく変わることがあります。診療科が変われば働き方も雰囲気もまったく違います。
3. 心と体が限界になっていないか
眠れない、食べられない、涙が止まらない。こうしたサインが出ているなら、確認も準備も後回しでかまいません。まず休むこと、そして自分を守ることが最優先です。無理を続けて壊れてしまう前に、逃げる勇気も必要です。
1年目でも選べる転職先・進む道
「1年目で転職なんてできるの?」と不安かもしれませんが、選択肢はあります。
別の病棟・診療科に移る
今の科が合わないだけなら、別の診療科で生き生き働けることもあります。忙しすぎる急性期から、比較的落ち着いた科への異動も一つの手です。
クリニックや療養型へ移る
急性期病棟の忙しさがつらいなら、日勤中心のクリニックや、ゆったりした療養型病院という道もあります。生活リズムが整うだけで、心に余裕が戻ることもあります。
一度立ち止まる
転職先をすぐ決めなくても大丈夫です。心身を回復させてから、落ち着いて次を考える人もたくさんいます。
実際に、辞めて楽しくやっている後輩たち
「辞めたら終わり」なんてことは、まったくありません。僕の後輩にも、つらい現場を離れて、今いきいきと働いている人がたくさんいます。
・精神科の訪問看護に移った後輩は、時間に余裕ができて、しかも給料も上がりました
・急性期病院から慢性期病院に移った後輩は、心に余裕ができて表情が明るくなりました
・精神科病院に転職した後輩も、時間にゆとりができて、自分のペースを取り戻していました
・看護師そのものを辞めて、ずっとやりたかったスタバの店員になった後輩もいます
どの道を選んだ人も、今が楽しそうです。今の職場がすべてではないし、看護師という働き方も一つではありません。あなたに合う場所は、必ずどこかにあります。
ただ、1年目での転職は、伝え方や進め方にコツがあります。経験が浅い分、サポートが手厚い転職サービスを使うと安心です。看護師専門のキャリアアドバイザーに相談すれば、1年目でも応募しやすい求人を一緒に探してくれます。
1年目の転職を成功させるための進め方
在職中に相談だけでも始める
辞めてから動くより、在職中に情報収集するほうが安心です。求人を見るだけでも、「ここじゃない道もある」と気持ちが軽くなります。
サポートの手厚いサービスを選ぶ
1年目は職務経歴も浅く、一人での転職活動は不安が大きいものです。相談に乗ってくれるアドバイザーがいると、心強い味方になります。
複数のサービスを比較する
担当者との相性もあるので、2〜3社に登録して比較するのがおすすめです。エージェントの比較は別記事でまとめています。
なお、1〜3年目の悩み全般については、こちらの記事もあわせてどうぞ。
まとめ|あなたが壊れないことが、何より大切
・看護師1年目で辞めたいのは、甘えではなく自然な感情
・つらさの原因を確認すると、辞める以外の道も見えることがある
・心身が限界なら、確認より先にまず休む・逃げる
・1年目でも選べる転職先はある。サポートの手厚いサービスを使うと安心
1年目で頑張っているあなたは、それだけで十分すごいです。看護師を続けるにしても、別の道を選ぶにしても、いちばん大切なのはあなたが壊れないこと。
転職の全体的な進め方は、完全ガイドにまとめています。焦らず進めたい方は、こちらも参考にしてください。

どうか、自分を追い詰めすぎないでください。逃げ道はいくらでもあるし、あなたを必要としている場所も必ずあります。

1年目を乗り越えた今だから言えますが、あのとき無理しすぎなくてよかったと思っています。あなたも、自分の心と体の声を、いちばん大事にしてあげてください。
この記事は転職・キャリアの情報をお伝えするものですが、もし心や体の不調が続いている場合は、一人で抱え込まず、職場の産業医や、お住まいの地域の相談窓口などに頼ることも考えてみてください。






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