こんにちは、ハクです。
「看護師って給料いいんでしょ?」
友達や親戚にそう言われて、苦笑いでごまかしたことはありませんか。
僕もよく言われます。夜勤明けで頭がぼーっとしたまま給料明細を開いて、「あれ、こんなもん…?」と思ったことも一度や二度ではありません。
かといって、給料の話は職場ではなかなか聞けませんよね。同期に「手取りいくら?」とは聞きにくいし、先輩に聞くのも気が引けます。
しかも2年目は、「昇給したはずなのに、なぜか手取りが増えない」という不思議な現象が起きる年でもあります。6月の明細を見て固まった、という人も少なくないと思います。
この記事では、看護師2年目の給料・年収の目安と、救急外来で働いていた僕の2年目の実際の給与内訳をお話しします。あわせて、なぜ2年目に手取りが伸びにくいのかも、同じ看護師の目線で解説します。
・看護師2年目の給料・手取りの目安
・救急看護師(僕)の実際の給料内訳(月収・夜勤手当・ボーナス)
・看護師2年目の年収の目安
・2年目で手取りが伸びにくい理由(住民税の壁)
・手取りを増やす3つの方法

看護師の給料って、聞きたいけど聞きにくい話ですよね。データと僕自身の明細、両方を正直にお話しします。
結論:看護師2年目の給料は約30万円・手取り24万円前後が目安
看護師2年目の給料は、月給30万円前後・手取り24万円前後がひとつの目安です。
夜勤の回数や勤務先によって差が出るので、あくまで目安として見てください。看護師2年目だけを対象にした平均手取りが公的統計に載っているわけではなく、この金額は公的統計や看護師向けの給与データを参考にした一般的な目安です。
僕が2年目だった頃は、夜勤や時間外手当を含めて手取り約23万円でした。この目安とほぼ近い水準です。
自分の手取りが目安より少し上でも下でも、それはよくあることです。まずは「だいたいこのあたりが相場なんだな」くらいの感覚で、この先を読み進めてください。
看護師2年目の給料・手取りを実体験から公開
相場がわかっても、「実際にどれくらいもらえるの?」が一番気になりますよね。
救急外来で働いていた2年目の頃、僕の手取りは夜勤や時間外手当を含めて月23万円前後でした。覚えている範囲で、内訳を公開します。

僕が看護師2年目でもらっていた実際の給料
・基本給:約18万円
・夜勤:月4回程度
・夜勤手当:約3〜5万円
・時間外手当:約1〜3万円
・危険手当:約1万円
・調整給与:約1.8万円
・住居手当:約6,000円
・交通費:約1万円
・額面給与:約28〜30万円(夜勤・残業の量で変動)
・手取り:約23万円
・賞与:年2回、1回あたり約20万円
※なお、額面には交通費も含まれているので、自由に使えるお金として見ると、もう少し少なく感じるはずです。金額は当時の給与明細をもとにしたおおよその金額です。勤務先や地域、夜勤回数、残業時間などによって給料は異なります。
「看護師は給料が高い」とよく言われますが、基本給だけで23万円もらっていたわけではありません。
基本給は約18万円で、そこに夜勤手当や時間外手当、危険手当などが加わって、ようやくこの金額になっていました。
夜勤手当
1回あたり1万円前後で、月4回の夜勤で合計3〜5万円程度でした。正直、夜勤のきつさを考えると少ないと感じる部分もありますが、これが現実です。
病院によっては、夜勤手当が1回あたり5,000〜8,000円のところもあります。その場合、月4回入っても2〜3万円程度にしかなりません。
夜勤手当の単価は病院ごとに大きく違います。転職を考えるときは、金額を必ず確認しておくことをおすすめします。
ボーナス
ボーナスは年2回、1回あたり約20万円でした。調整給与分が差し引かれることもあり、手元に届く金額は月収より少なく感じます。
ボーナス明細だけを見ると、物足りなさを感じる人も多いはずです。ただ、年収ベースで見ると「月収×12+ボーナス2回分」になるので、トータルで損をしているわけではありません。
給料の内訳は病院ごとの給与体系で大きく変わるので、自分の明細と照らし合わせながら読んでもらえればと思います。
給料は基本給だけでなく、夜勤手当や時間外手当、各種手当を含めた総支給額で決まります。そこから社会保険料や所得税、住民税などが引かれた金額が、実際に受け取る手取りです。
看護師2年目の年収はいくら?
月給30万円ほどに、年2回のボーナスが加わるためです。ただし、2年目だけを対象にした公的な平均年収が公表されているわけではありません。実際の年収は、基本給・夜勤回数・残業・勤務先・賞与によって大きく変わります。
目安として計算すると、次のようになります。
・月給30万円×12ヶ月=360万円
・ボーナス(年2回):合計40〜60万円前後
・年収合計:400万〜420万円前後
僕の場合は、ボーナスが1回約20万円、月収が28〜30万円ほどだったので、年収は約380〜400万円でした。
病院によりますが、1年目と比べるとボーナスが増える分、年収ベースでは上がりやすい傾向があります。
ただし、これはあくまで額面ベースです。実際に手元に残る金額は、ここから税金や社会保険料が引かれます。年収を見るときは、額面と手取りを混同しないようにしてください。
なぜ看護師2年目は手取りが減る?住民税の影響

「2年目になって昇給したはずなのに、手取りが増えない…むしろ減ってる?」
6月の給料明細を見て、そう思った人は多いのではないでしょうか。
これは計算ミスでも、病院のミスでもありません。原因は住民税です。
住民税は「前年の所得」に対してかかる税金です。
1年目は前年(学生時代)の所得がほぼゼロなので、住民税もほぼかかりません。ところが2年目は、前年(1年目)に働いた所得に課税されるため、6月の給料から新たに天引きが始まります。
具体的には、次のような違いが出ます。
| 項目 | 1年目 | 2年目 |
|---|---|---|
| 基本給 | 初任給 | 昇給することが多い |
| 社会保険料・所得税 | 引かれる | 引かれる |
| 住民税 | 入職直後は通常ほぼなし | 6月頃から天引き |
| 手取り | 住民税の負担が少ない | 昇給しても増えにくい |
毎月1万円前後(収入や自治体によって変わります)が新たに引かれるため、わずかな昇給分が相殺されて「手取りが減った」と感じるわけです。
僕も2年目の6月の明細を見て「え、減ってる?」と二度見しました。先輩に聞いて住民税のことを知ったときは、誰か先に教えてよ、と思ったのを覚えています。
新卒で入職し、前年の所得が少なかった人では、2年目の6月頃から住民税の天引きが始まり、手取りが増えにくくなることがあります。看護師だけに起こる現象ではなく、新社会人に共通する仕組みです。
3年目以降も基本給や総支給額がほとんど増えていない場合は、勤務先の昇給制度や給与体系を一度確認してみてもよいでしょう。
看護師2年目から手取りを増やす3つの方法
手取りの仕組みがわかったところで、どうすれば増やせるのかを現実的な順に紹介します。それぞれ即効性と負担のバランスが違うので、今の自分に合うものを選んでください。

夜勤・手当
夜勤手当は1回数千円〜1万円程度なので、回数を増やせば手取りは確実に増えます。ただし、体力と引き換えです。
2年目はまだ業務の負荷が高く、夜勤明けの疲れも抜けにくい時期ですよね。無理に夜勤を増やすと、燃え尽きのもとになります。即効性はありますが、あくまで一時的な手段と考えてください。
資格・キャリア
認定看護師などの資格を取ると、資格手当や役割に応じた手当が出る病院もあります。ただし、資格を取れば必ず給料が上がるわけではありません。手当の有無や金額は、勤務先によって異なります。
給与水準の高い職場を知る
正直なところ、手取りに一番効くのは「どこで働くか」です。同じ経験年数・同じ夜勤回数でも、病院によって月数万円レベルで差がつくことがあります。
「今すぐ転職しろ」という話ではありません。ただ、自分の給料が相場と比べてどうなのかを知らないまま働き続けるのは、もったいないです。転職サイトに登録して求人の給与水準を眺めるだけでも、自分の市場価値の物差しが手に入ります。
他の病院が知りたい方は公式サイトをチェック→看護師の求人・転職・募集なら【レバウェル看護】
転職活動全体の進め方については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
【参考記事】看護師が転職を考えたら何から始める?辞める前にやるべきことと転職の進め方
まとめ
看護師2年目の給料は、月給30万円・手取り24万円前後が一般的な目安で、僕の実体験(手取り約23万円)もほぼ近い水準でした。
年収は400万〜420万円前後が目安ですが、2年目は住民税の天引きが始まるため、昇給しても手取りが伸びにくいという特有の事情があります。
手取りを増やすには、夜勤回数の調整・資格取得・給与水準の高い職場を知ることの3つが現実的な選択肢です。手取りが思ったより少なくても、2年目の看護師にはよくあることです。
まずは仕組みを知って、自分の明細を落ち着いて見てみましょう。
【関連記事】看護師3年目・5年目の給料はいくら?【夜勤手当の実態も解説】
【関連記事】看護師の年収・手取りを職場別/年齢別に解説|収入を上げる職場の選び方

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